(写真:THX/TTXVN) |
TikTokとバイトダンスは、新法が米憲法で保障されている表現の自由を侵害し、合法的な情報へのアクセスを妨げると主張しています。
TikTokに関しては、中国政府とのつながりが懸念され、ユーザーの個人情報が中国側に渡る恐れがあるなどとして、米議会がTikTokの使用禁止につながる可能性のある法案を可決しました。バイデン大統領が先月署名し、成立しました。
今回の訴訟は、安全保障上の懸念が米憲法修正第1条でうたう表現の自由に優先するかどうかを判断するものとなります。TikTokは米国に約1億7000万人のユーザーを抱えています。
TikTokにとっては、アプリ存続をかけた訴訟となります。敗訴した場合、米国事業を来年1月中旬までに中国以外の企業に売却しなければ、TikTokアプリは米国のアプリストアから削除されます。
TikTokとバイトダンスは、新法の根底にある国家安全保障上の懸念は「推測に基づいているもので、分析上の欠陥がある」などと非難しています。(CNN)